まず自分達が納得できるものを

徹底して繰り返される試作品つくり

一つのデザインで、サイズを決めるにも一苦労します。

人のサイズと言うものはただ単に「M」とか「L」とかでは決めきれません。気に入ったセーターでも、デザインによっては自分の思っていたサイズと違うサイズ選びになってしまうことも多々あると思います。

また「色選び」にも気を使います。10人10色と言う言葉があるように、人それぞれ色の好みも違いますし、又、季節によっても、その季節感にマッチするような色選びを行わなければなりません。

そのために素材に適合した色・糸選び等、様々な条件を満たして我々の製品作りが行われます。各専門部署のメンバーが集まり、全員で決めた製品でも、実際に仕上がって見るとイメージ通りに出来上がらなかった製品も、これまでに多々ありました。

そんな時はメンバー皆が頭を悩ませどうしたら最初のイメージ通りの製品が出きるか、今回の試作品作りで何が問題だったのかを議論しながら再試作を行います。

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最高の「着心地」を考える

私たちが特に気を配るところは、「着心地」「風合い」「寸法」です。

セーターを買う場合は、試着をして買うお客様、デザイン・素材・価格だけを見て買うお客様等様々です。試着されるお客様は、その場でサイズ・着心地・自分に似合うかどうか判断されますが、試着をせずに買うお客様は家に帰って始めて袖を通しその着心地を確かめられます。

幾ら気に入って買ったセーターでも着心地が悪ければ着る気がしません。

そこで、我々は出来上がった試作品を従業員の何人もが試着して着心地感のテストを繰り返し、実際に着ていただくお客様の立場になって着心地の良いセーターが出来るまで試作を重ねます。

自社ブランドの強み

弊社には、アパレルメーカー様はじめ小売店様等、色々なお客様が来社されます。その中でも、お客様によっては「デザイナーが居ない」「自社で商品企画の部署もない、だけど何かセーターを作りたい」又、お店で販売したいと言うお客様もたくさんおられます。

商品企画・デザインをしても、どうしても上手く行かず、他の良い方法が無いものかと考えられて弊社を訪ねられるケースも少なくはありません。その場合は、どの様なデザインの製品を望んでおられのかをお聞きした上で弊社製品を提案させていただいております。

また、セーターを含めニット商品企画には使われる原料・素材の選択は非常に重要な要素で、使う糸の太さや表情・原料背景など、我々ニット創りの側からの長年の実績から選び抜かれた良質でリーズナブルな原料のご提案をさせて頂く事が出来ます。

お客様の中には「時間やコストをかけて商品企画をせず、第一メリヤスの製品を購入したい」と言う方々も増えてまいりました。

今後共、その様なお客様のデザイン・商品企画のお手伝いもさせていただきながら、弊社、自社ブランドの製品開発を進め、多くの方々に国産ニット製品をご愛用頂けるようにと考えております。

第一メリヤスでは、ニットの特徴である極力廃棄物を出さない成型ニットは元より、編み物の原点に立ち返えった、省エネルギー・エコロジーをキーワードとする完全無縫製技術( Wholegarment )と、それに伴なうソフトウエア開発を自社社屋内で創作・試作する事で、美しいシルエットやユニークなデザインを生み出しています。

第一メリヤスを選んでいただく理由

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製造工程をオープンすること から
信頼が生まれる

当社では、可能な限り当社に事前に足を運んでいただいて製造工場内部を直接ご覧いただくことからはじめています。

それは、第一メリヤスの特徴である編立から縫製までの一貫した工程システムの社内一貫体制の工場の理念を、お客様に肌で感じていただくためです。

たとえば、繊維加工工場では商品が汚れては困るという発想からか、靴を脱いで上履きやスリッパに履き替えるところが多いですが、当社では「土やゴミが靴に付かない環境にするのが本来やるべき対策だろう」と、工場敷地を全舗装し、建物内部の掃除や整頓に励んでいます。

この社風は今も第一メリヤスの大切なDNAの一つとして息づき続いているものです。

‘透明性’ と ‘トレーサビリティ’

製造工程のグローバル化にともない、中国をはじめとする海外生産が当たり前の時代となっています。そのような中で、私どものような国産の工場をご利用いただくことに、どのようなメリットを見いだしていただくか。

それを考えた際に、ご依頼いただいた案件が一貫した工程システムのなかで、全ての工程を把握していただく透明性とトレーサビリティを伴った「安心」と「信頼」をまずは感じていただけることではないかと私たちは考えました。

我々第一メリヤスは、お客様に「安心」と「信頼」の関係を大切にして、永いお付き合いを望んでいるのです。

第一メリヤスの特徴は編立から縫製までの一貫した工程システムにあります。

すべて自社でおこなうこだわりと責任

自分たちの作る製品は 自分達の手で

セーターを1着作るにも、原糸の準備・編立て・縫製・仕上げ等、多くの工程を経て製品が出来上がります。

我々は、『自分たちの作る製品は、自分たちの手で』というポリシーを持ち、工程順にできてくるセーターを各自が目を通し、個々の作業や検品を行っています。

時として、様々な問題が発生する時もありますが、その問題についても各部署で議論・検討し生産の効率化・品質の向上を高めるための打ち合わせを重ねています。定期的に行っている商品会議でも、自分たちの作ったセーターが仕様どうりに出来上がっているか、品質に問題はないか、各部署の責任者が自らが目を通して製品の出荷をします。

これらも、我が社が一貫生産を行っているからこそできることだと考えています。やはり、他人の手に任せて製品を作っていたのでは満足のいく製品づくりは難しいと思います。自分たちが自らの手を汚し、苦労して作った品物だからこそ、お客様にも愛着もって着ていただける納得のセーターに仕上がるものだと感じております。

社内一貫体制は将来においても第一メリヤスの製品づくりにおいて欠かすことのできないポリシーなのです。

糸の季節にも配慮する

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常に工場全体を見て、物の流れや製品の出来上がっていく状態、

品質に気を配っております。

まず糸は、季節により使用する素材が違うのでその素材を活かした編地作りが大切だと考えております。

セーターを編む場合、今は昔と違いほとんどがコンピューター編機で製品を編んでおりますが、 編機で編む前に、糸の巻き直し・環境(湿度)等のチェックを行い、製品を編む前に必ず、生地見本を編んで風合いや編地検査をし、

それから製品に適した編機の選択を行います。

編み立ては製品を作りにあたって最初の工程なので、

次工程にバトンタッチをする前に必ず編みの品質チェックを行った上で

次工程に渡しております。

 

 

風合いを生み出せるのは職人の手から

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縫製の部署ではミシンという機械は使うものの、殆どが作業者による手作業です。

せっかく編み上がってきた製品にこの部署でミスをおかすことは許されません。

ボタンひとつ、ファスナー一本を取り付けるにも強度、動作の確認を必ず行い

細心の注意をはかり、一枚づつ丁寧に作業する必要があります。

セーター作りは、ただ糸をその寸法・形に編むだけでなく、

必ずどこかに人の手が入り出来上がっているものです。

アイロン仕上げの工程でもたくさん出来上がった製品を

最終的に全て同じ風合いに仕上げるのは優れた職人の技によるものです。

お客様の目線で見た製品に完成させていくのが大切です。

 

会社概要

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